トヨタ産業技術記念館(Toyota Commemorative Museum of Industry and Technology)

日本

愛知 名古屋 2022年12月

<概要>

トヨタグループが「研究と創造の精神」と「モノづくり」の大切さを次代に伝えることを目的として、名古屋の織機工場跡に設立した博物館です。トヨタの歴史は豊田佐吉が自動織機の会社を創業し、息子の喜一郎が自動車部を立ち上げたことから始まります。そのため、施設は主に繊維機械館と自動車館に分かれていて、繊維機械館では綿花から糸を紡ぎ、その糸から布を織る工程、その工程が機械化、自動化されていく様子を、自動車館では自動車の仕組みや鍛造、鋳造といった製造技術を学ぶことができる内容になっています。ガイドツアーに参加しなくても要所要所に説明員がいて実演や解説をしてくれますし、カットモデルや説明パネルが豊富なので、大人から子供まで楽しめます。アクセスも良く入館料もリーズナブルで、自社の歴史を誇るというより、社会の発展に寄与したいという想いが感じられ、とても好印象です。一般的な自動車博物館のように完成車として展示されているのは25台程度です。

<アクセス>

最寄り駅は名鉄名古屋本線の栄生か地下鉄東山線の亀島で名古屋駅から一駅です。名古屋駅東口(桜通口)から歩くと20分程度かかります。無料駐車場があります。

住所愛知県名古屋市西区則武新町4-1-35
開館時間9:30-17:00(月曜休館)
入館料大人500円
公式サイトhttps://www.tcmit.org/
最新の情報は公式サイトでご確認ください。

<周辺観光>

近くには高級食器で有名なノリタケの複合施設「ノリタケの森」があり、産業記念館との共通券も用意されています。博物館、ショップ、絵付け体験などがあり、家族連れにもお勧めです。他には味噌カツや手羽先、天むすなどいわゆる名古屋飯を楽しむのも良いかもしれません。愛知県内の自動車関連施設はトヨタ博物館のページを参照下さい。

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