アウトバウ(Autobau)

スイス

スイス ザンクトガレン 2020年7月

<概要>

ドイツとスイス国境のボーデン湖畔にあるイベント会場や整備工場が併設された博物館です。展示スペースはレースカー(4フロア)、クラシックカー(1フロア)、スーパーカー(2フロア)に分かれています。スイスの博物館と言うことで、ザウバーのコレクションが多数展示してあり、F1は参戦開始(C12)からBMWへの売却まで(C24)の歴代モデルが一堂に並べられていました(C19だけ欠品)。個人的にはグループCがエンジンと風洞模型だけだったのが残念です。ちなみにスイスでは1955年から2015年までモータースポーツが禁止されていました。そのためスイスに本拠地を置くレーシングコンストラクタ―は少なく、しかもプライベートチームでありながら長年F1参戦を継続しているという点でもザウバーは稀有な存在です。戦前のクラシックカーはなく、スーパーカーも比較的新しいラインアップですが、他の博物館では見かけない車両も多く、なかなか面白かったです。説明パネルはドイツ語のみです。

<アクセス>

チューリッヒ中央駅(Zürich Hbf)から電車(IC)でRomanshorn駅まで一時間強。そこから徒歩10分です。博物館前に駐車場もあります(無料)。

住所Egnacherweg 7, 8590 Romanshorn, Switzerland
開館時間10:00-17:00(水曜のみ13:00-16:00)
入館料大人18CHF(オンラインだと1CHF割引)
公式サイトhttps://www.autobau.ch/
最新の情報は公式サイトでご確認ください。

<周辺観光>

リゾート地として人気のコンスタンツまで電車で30分で行けます。ライヒェナウ(Reichenau)島は世界遺産に登録されています。スイスと聞いて多くの人が想像するアルプスの美しい景色は、チューリッヒの南にあり、このエリアでは見れません。

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