ドイツ ジンスハイム 2019年6月
<概要>
フランクフルトとシュツットガルトの中間にあるジンスハイムという田舎町にある乗り物博物館です。車だけでなく、飛行機、戦車の展示も充実しており、家族で楽しめると思います。車の方は、比較的新しいスポーツカーとF1マシンがメインです。メーカー系博物館のような統一感が無いのでスルーしてしまいそうになりますが、アラン・プロストのマクラーレンMP4/5、ミハエル・シューマッハのベネトンB195、デーモン・ヒルのウィリアムズFW18といったチャンピオンマシンや、シューマッハがF1デビューしたジョーダン191など貴重な車両がしれっと並んでいます。ただ、この博物館の目玉は車ではなく超音速旅客機のコンコルドとツポレフTu-144です。並んで離陸しているかのような展示は迫力があり、アウトバーンを走っていると遠くからでも分かる異様な光景に驚かされます。どちらも機内に入ることができますが、エアコンがないので、可能であれば真夏と真冬は避けた方が良いでしょう。ここに掲載している戦車や飛行機の写真は少ないですが、実際の展示規模は車と同等以上です。何でもありの雑多な展示も、ここまでくると巨大なおもちゃ箱といった味わいで、童心に返らせてくれます。
<アクセス>
Sinsheim Museum/Arena駅から徒歩5分です。田舎にありますがフランクフルト空港から電車で2時間位で着きます。無料駐車場もあります。
住所 | Eberhard-Layher-Straße 1, 74889 Sinsheim |
開館時間 | 9:00-19:00(平日は18:00閉館) |
入館料 | 大人17€ |
公式サイト | https://sinsheim.technik-museum.de/en/ |
<周辺観光>
ジンスハイムの西50kmにあるシュパイヤー(Speyer)に姉妹博物館があり、他の周辺観光とともに次回取り上げます。
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