イギリス ビューリー 2019年6月
<概要>
イギリス国立自動車博物館はロンドンではなく、サウサンプトン(Southampton)の南10kmのビューリー(Beaulieu)という田舎にあります。もともと貴族のモンタギュー卿によって設立されたことから、敷地内には宮殿や修道院、広大な庭があり、それらも見学可能になっています。巨大な公園の一角に博物館があるといった印象です。博物館そのものはそれほど大きくなく、展示間隔が窮屈です。車の展示だけ見たい私にとっては余計なものが沢山あり、入館料が高いと思ってしまいます。イギリスにはロータスやジャガー、アストンマーチンといった多くの名門ブランドがありますが、その多くは外国資本の傘下にあり、個々の企業博物館はほとんどありません。国立というには若干寂れていて、イギリス自動車産業の現状を思うと残念な気持ちになります。
<アクセス>
公共交通機関でのアクセスは大変です。Brockenhurst駅が最寄でそこからはタクシーを使うしかありません。そのためか乗車券等を見せると博物館のディスカウントが受けられるようです。そのような場所なので無料駐車場があります。周辺観光も考慮するとレンタカーが良いと思います。
住所 | John Montagu Building, Beaulieu, Brockenhurst SO42 7ZN, UK |
開館時間 | 10:00-18:00(9/23-5/22は17:00閉館) |
入館料 | 大人24.75£(オンライン前売り券19.5£) |
公式サイト | https://www.beaulieu.co.uk/ |
<周辺観光>
レンタカーなら世界遺産のストーンヘンジやジュラシックコーストに1.5時間程度で行けます。ストーンヘンジは要予約です。イギリス南部は豊かな自然(海岸や草原)と素朴な田舎町(レンガ造りの家々や漁港)が見られるとても美しい場所です。あまり知られていないせいか観光客が少ないのも良いところです。
コメント