フェラーリ博物館(Museo Ferrari)

イタリア

イタリア マラネロ 2019年10月

<概要>

車好きなら一度は訪れたい場所の一つがマラネロのフェラーリ博物館でしょう。F1が始まって以来参戦を続ける唯一のコンストラクターであり、ドライバーズタイトルを獲得した車両だけでも15台ある名門チームです。さすがに全てのチャンピオンマシンは展示されていませんでした。ロードカーも多数のモデルがあるので展示は一部です。不定期に展示テーマが更新されるようで、私が訪問したときは、スクーデリアフェラーリ設立90周年特別展とハイパーカー特集でした。展示をテーマごとに入れ替えられるほど歴史的車両を保有しているブランドはフェラーリとポルシェくらいではないでしょうか。おそらくリピーターの数も他社とは比較にならないほど多いと思います。

工場見学はフェラーリオーナーしか参加できませんが、誰でも参加可能なバスツアーが一日二回12:30と13:30に開催されています(事前に公式サイトから予約)。博物館前を出発し、本社工場敷地内とフィオラノテストコースをガイドの方が英語で案内してくれます。所要時間は約1時間。敷地内は撮影禁止、下車禁止、建物の中やコース内に入ることはなく外から見るだけです。

<アクセス>

モデナ駅近くのエンツォ・フェラーリ博物館からシャトルバスが運行されています(有料)。駐車場は通りを挟んで博物館の向かいにあります。

住所Via Dino Ferrari 43, 41053 Maranello
開館時間平日9:30-19:00(11-3月は18:00閉館)
入館料大人17€(モデナのエンツォ・フェラーリ博物館とのコンビチケット24€)
公式サイトhttps://musei.ferrari.com/en/maranello
最新の情報は公式サイトでご確認ください。

<周辺観光>

マラネロはまさにフェラーリの街で、いたるところにお土産屋やレンタカーショップがあります。書籍やミニカー、様々なグッズが売られており物欲が掻き立てられます。オフィシャルフェラーリストアでは実際のF1パーツも売られていました。レンタカーショップでは本物のフェラーリをドライブでき、利用者を多く見かけます。事故が多いそうなので気を付けてください。工場の入口として撮影場所にもなっている門は実は裏門です。この向かいにはフェラーリ公認レストランのCavallinoがあります。関係者もよく利用するとのことで、店内にはフェラーリのパーツや写真パネルが多数展示されています。高いかと思っていましたが良心的なお値段でした。なお、イタリアのレストランは早くて19:00オープンの場合がほとんどなので、早めに夕食を取りたい方は注意してください。レストランから博物館に向かって歩くと、F1部門であるGestione Sportivaが右手に見えます。中にはもちろん入れません。博物館を通過して10分程歩くとフィオラノに着きます。敷地内には入れませんが、ところどころ外から見える場所があり、運が良ければテスト車両を見れるかもしれません。名ドライバーの名前が付けられた通りが多数あったり、街歩きをするだけでも楽しいです。広域の観光地図はエンツォ・フェラーリ博物館のページを参照してください。

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