フランス ソショー 2018年11月
<概要>
プジョーの公式博物館は、スイス、ドイツとの国境近くのソショー(Sochaux)という田舎町にあります。ここはプジョー創業の地であり、現在もフランス最大の自動車生産拠点です。ガソリン車を発明したのはベンツですが、一品物ではなく量産化を始めたのはプジョーが最初のため、世界最古の自動車メーカーと言われています。スポーツカーや高級車を売りとするブランドではないため地味な印象がありますが、真ん中が0の三桁数字車名を初めて採用した201を見れば、プジョーの歴史と伝統を感じることができるでしょう。
アンドロイド用アプリが用意されているので、事前にダウンロードしておけば音声ガイドとして利用できます(英/蘭/独)。
ミュージアムショップではウェア、書籍等の他にペッパーミルやコークスクリューなどプジョーならではの商品もあります。隅にアウトレットコーナーがあり、2009年ル・マン優勝車908のミニカー(Norev社)がわずか10€で売られているのを発見しました。


<アクセス>
パリやフランクフルトから高速鉄道を使う場合は、Belfort-Montbéliard駅を目指します。そこからバスを乗り継げばたどり着けますが(Gare de Montbéliard駅で乗り換え)、タクシーが便利です。駐車場は敷地内にあります(無料)。
住所 | Carrefour de l’Europe, 25600 Sochaux |
開館時間 | 10:00-18:00 |
入館料 | 大人9€ |
公式サイト | https://www.museepeugeot.com/en/home.html |
<周辺観光>
工場見学は上記サイトに予約ページへのリンクがあります。ソショーから約50km東のミュールーズ(Mulhouse)にはフランス国立自動車博物館があり、セットで訪問することをお勧めします。
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