モーターワールド　ケルン（Motor World Köln）

ドイツ　ケルン　2018年10月

＜概要＞

モーターワールドは高級車や旧車を専門に扱う販売店でドイツ国内に何店舗かあります。ケルンのモーターワールドが他店舗と違うのは、ミハエル・シューマッハのプライベートコレクションがあることです。ケルンはシューマッハ縁の地で、郊外のヒュルト（Hürth）で生まれ、父親が経営していたカート場は隣町のケルペン（Kerpen）にあります。シューマッハの歴代F1カーやヘルメット、トロフィー等が目玉ですが、販売している車両も貴重なものばかりで面白いです。ベントレーとランボルギーニのディーラーが併設されており、お土産ショップやレストラン、ホテルまであります。下手な博物館より充実しているのに無料で、営業時間も長くお勧めです。

＜アクセス＞

ケルン中央駅（Köln Hbf）から5番線のトラムに乗りIKEA Am Butzweilerhof駅で下車、徒歩5分です。もちろん駐車場もあります（無料）。

＜周辺観光＞

ケルンにはケルン大聖堂とアウグストゥスブルク城の二つの世界遺産があります。ケルン大聖堂は中央駅の目の前にあり、ホーエンツォレルン橋を渡った先のケルントライアングルというタワーからは、大聖堂を上から撮影できるほか、市内を一望できます。アウグストゥスブルク城も中央駅から一本なので移動しやすいです。車関係では、ドイツ国内のトヨタディーラーであるドイツトヨタが市内にあり、トヨタコレクションというミニ博物館が月に一度公開されています。また、トヨタの欧州モータースポーツ拠点であるToyota Gazoo Racing Europe（旧TMG）がドイツトヨタの向かいにあり、ル・マンカーやWRカーが保管されていますが、残念ながら一般公開されていません。上記の通りケルペンにはミハエル・シューマッハカートセンターがあり、レンタルカートで走ることができます。会員証作成にパスポートが必要です。